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2014年9月24日 (水)

未知と遭遇しに行きましょうぜ ~ビバ俺!開催のお礼に代えて~

ここ数ヶ月かけて準備してきた

VIVA LA ROCKに俺を出せ!!Circuit2014
略してビバ俺!

・・・が、昨日大盛況のうちに幕を閉じました。

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あの場に居てくれた沢山のお客さんや、
気持ちのこもったライブアクトを見せてくれた出演バンドの皆さん、
色々と無理を聞いてくれたプラKやシルエレのスタッフ、
グッズ作ってくれたり当日駆けつけてくれたオトミセ繋がりの皆さん、
宣伝に協力してくれた吉祥寺新聞やむさしのFMの皆さん・・・

本当にありがとうございました。

「ありがとう」以上の感謝の気持ちをどう伝えるべきか・・・
悩ましかったのですが、
このイベントの発起人として最後にもう一回だけ、
無料コンピからサーキットイベント開催へと続いたこの「ビバ俺」に込めた僕の思いを綴り、
感謝の言葉に代えさせて頂きたいと思います。


僕がこのイベントをやろうとしたきっかけは、
特設ページ記事でも繰り返し言っておりますが、

未だ世に広く知られていなくとも、素晴らしいバンドは沢山いる。
音楽を愛する人と、まだ見ぬ素晴らしいバンドが、幸福な出会いをして欲しい。

ということです。
これだけ見るとすごくシンプルなんです。


既に様々なところで言われておりますが…
YouTubeやSoundCloudを初めとしたサービスが普及した事により、
音楽へのアクセスは史上最も楽になりました。

過去の名曲も最新の楽曲も、
アンダーグラウンドもオーバーグラウンドも、
あらゆる国のあらゆるジャンルの音楽が、
ネットを介してすぐに聴ける時代。
素晴らしい…と思います。

でも一方で、音楽の消費のされ方は「画一化」「島宇宙化」したとも言われています。
古今東西のあらゆる音楽にアクセスできるのに関わらず・・・というか、それ故に
「聴きたいものだけを聴く」
「聴きたくないものは聴かない」
そんな時代。

フェスには行くけど、ライブハウスやレコ屋に通って自分好みのバンドを発見しようとしない、とか。
メディアにプッシュされていないバンドには興味がわかない、とか。
要は、自分から未知の音楽に出会いに行かない・・・という論調。

まぁ、僕らはライブハウスという現場でライブをしているバンドなので、
ライブハウスには面白いバンドがまだまだ沢山いるし、
それを観に来て下さるお客さんもまだ沢山いることを知っています。

だから音楽ライターさんが上記のような事を言っていても、
ホントにそうなのかなー?
とか
主観じゃなくデータに基づいてるのかなー?
とか
昔からそうだったんじゃね???
とか、思うこともありますが、
でも、全体の傾向としては・・・そうなのかもな。
という感覚もあります。

で!

僕らは評論家ではなく、演る側のヒトなので、それをどうこう言っていてもはじまりません。
リスナーが悪いとも、世の中が悪いとも思いません。
今が、ホントウに
「未知の音楽との出会いをしやすい環境にあるに関わらず積極的に出会いに行かない時代」
なのだとしたら、
僕らがやることは一つ。

自分たちで出会いに行く。

それだけです。

だから今回は、まず
VIVA LA ROCKという、邦楽のメジャーどころが名を連ねるフェスで、
そのフェスに来ている音楽ファンのお客さんたちに会いに行きました。

会って、直接音源を手渡して

ライブハウスでやってるインディーズも面白いんだぜ!
すげーバンドが沢山いるんだぜ!

と伝えたかった。

そして、実際にライブハウスに足を運んで、良いバンドを発見して欲しかった。

ゴールデンウィークにあのオトミセの現場で、
「VIVA LA ROCKに俺を出せ!!」
のコンピを受け取り、自宅でプレイボタンを押してくれた人(その前にリッピングかな?)。

昨日のビバ俺サーキットに、時間とお金を使って、現場に足を運んでくれた人。

皆さんは、皆さん自身の選択によって、一歩踏み出した事によって、
きっと未知の、素晴らしい音楽と出会えたはずです。

CDを作ったことや、昨日のサーキットイベントの感想を見ていると、
まだまだ小規模ではあるものの・・・そういった幸福な出会いが至るところであった。
そう思っています。

そこは一つ。目的を果たせたのかな、と。


もうひとつ。


先ほど「音楽へのアクセスは史上最も楽になりました」と書きましたが、
これは僕たちインディーズのバンドにとって、非常に面白い時代が来た事を意味しています。

これも散々言われていることですが・・・
かつては、世の中に発信していくためには、
事務所やレコード会社を経由してマスメディアから発信するしかなかった。
つまり、いわゆる「大人のチカラ」を借りるしかなかったわけです。

でも今は、インディーバンドが、本当に自分達で情報を発信できる。
お客さんとダイレクトに対話できる。
メディアを持ててしまう。
流通もできちゃう。

これってもはや当たり前ですが、昔を知っている身からすると凄いことじゃないですか。

逆に言えば、インディーズでやっていくには、そういう
「昔はまわりの大人たちがやっていたこと」
を自分達でやっていく必要があるということです。

ここらは向き不向きがあるので、
アーティスト本人がやるのか、近しいスタッフがやるのか、色々あると思いますが・・・
要は、小さいチームでかなりのレベルまでやれるようになった、ということ。

つまり、
「色んな人に聴いて欲しい」
と思うのなら、自分から動けば良い。踏み出せば良い。

「ライブを見に来てくれないかなぁ・・・」
と夢想している暇があったら、
とっとと行動を起こすべし!
(※特設ページより引用)

それが、今の時代のインディーズでやっていく、ということなんでしょう。

まぁ僕ら忘レ敵は「大人のチカラ」を借りるもなにも、既に僕らがその「大人」ですし(笑)、
そもそも結成当時からインディー志向・DIY志向が強いので特殊なパターンかもしれませんが。

昨日のサーキットに出ていた10代や20代半ばの若いバンドなんかも、
この先いわゆる「大人の力」を借りて大々的に売り出されるようなタイミングが来たら
きっと自分達でやれることはなるべく自分達がコントロールする、
という「独立性」が大事になってくるはずです。多分。


今回、本当に実感したのですが・・・
踏み出せば、応えてくれる人は沢山います。
僕は今回踏み出してみて、本当に沢山の幸福な出会いがありました。

初の試みであるオトミセに参加して1,000枚CDをプレスして配るとか、
バンド主導でやったことないサーキットイベントをやるとか、
何も確実なものはない、勢い任せの試みに
「やろう!」
「ぜひ参加します!」
とすぐに乗ってくれた、踏み出してくれたビバ俺参加バンドの皆さんにも、
きっと出会いがあったはずです。

それはグッズを作ってくれた仔鹿泪橋商店の皆さんも、
無謀な相談に乗ってくれたライブハウスの皆さんも、
きっと同じだと思います。

僕らは僕ら自身の選択によって一歩踏み出し、
未知の、素晴らしい何かと出会えた。

無料コンピからサーキットへと続く今回の試みは、
音楽を演る側も、聞く側も、協力してくれた人も、
お互いが少しづつ踏み出し、
そのことで新たな出会いが、何かが産まれた。
そんな試みだったと考えています。

僕がやりたかったのは、それです。
そういう場を作りたかった。

昨日、小規模(といっても会場にはパンパンのお客さんでしたけどね!)でも、
そんな場に居合わせることができて、幸福でした。

またどこかで遊びましょう。
昨日は本当にありがとうございました。

忘レ敵 高野(@nagirann)

Photo

PS:
なんかかっこ良さげに書いてるけど、
ぶっちゃけ面白そうだったってのが一番でかいんですけどね!

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新しい一歩を踏み出す皆さんに向けた曲

始まりの朝 / 忘レ敵

AM5:57 / 忘レ敵

忘レ敵のCDはAmaozon、タワレコ他で通販してます。

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